ミュージカル「 ヘタリア~Singin’ in the World~」

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今回はミュージカル「 ヘタリア~Singin’ in the World~」、ヘタミュ1作めです。


ヘタミュ履修がだいぶ遅れてからなので、観る前に原作とアニメの方も予習をと思って購入やらレンタルやらして前準備をしました。
…見事に沼に転げてしまいました。面白いですね、どのヘタリアも。

どれも良いのですが、ここではミュージカルの方で。

 

まず、3作観て今年のLIVEの様子を観て。
違ってたら各ファンの方に申し訳ないのですが、ミュージカルが発表されたときには賛否両論だったと聞いたことがあります。
原作・アニメファンがものすごく多く、ピーク時の人気を考えたら2次元と2.5次元のそれぞれのファンの温度差があったのではないかな?と思います。
原作とアニメの作り方とミュージカルの作り方では色々勝手が違ってくるし、作品がどう変化していくのだろうと想像がつかなかったのかも知れません。

制作側・キャスト側のヘタミュの思いの熱さ、それを見届けるファンの思い。
ヘタミュはとてもファンから愛される作品になりました。

 

  • ヘタミュSWを初めてみた一番の感想「歌が多い」。

ミュージカルをあまり観たことがなかった私は、ほぼ歌で構成されてるヘタミュで新鮮な気持ちでした。他のミュージカルもこんなに歌多かったかな?と。
ストレートのお芝居に少し歌があったりは観てたのですが、くるくる変わる場面展開にシーンに合わせた歌。楽しいし、それだけじゃなく切なくなる場面もあり、ミュージカルって面白いかもとわくわくしました。

キャラクターがちょっと原作とイメージが違う国もいます。
私はヘタリアは原作とアニメは近いとは思いつつ、ヘタミュは別物として楽しんでました。忠実にしてほしい方にはちょっと、と思うかも知れません。
それでもキャストさん達がとても生き生きとして楽しんで演じているから、ひとつの作品として出来上がってるなと感じました。

 

  • 舞台装置というか見せ方が人力。それが良い。

ブルズも加わってキャストが歌って踊って、国旗を使ったりみんなで人力で見せ場を作っていきます。
演出の吉谷光太郎さんが作る舞台のよくある手法らしく、そのみんなで作ってわちゃわちゃしている雰囲気が私には合うなと思いました。
「アンサンブルは影の役者」と考える人もいるかもしれませんが、大きな役割を果たして、手を抜いたりいなければ成り立たないと思えるほどに良い演出なんですよね。

 

  • 1つの時代だけではなく大きな流れで情勢をピックアップ。

歴史とか史実に基づいていたり題材にしている作品は自分には難しいところもあるのですが、詳しかったらもっと楽しめたのかなと不勉強なところが悔しかったり。
国と国の関わりだったり同盟などの関係、くっついたり離れたりの事情。
この場面では同盟だったり兄弟なのにどうしてここでは敵対関係なのだろうとか。
当時の世界情勢によってキャラクターの様子が変わったりもしますよね。
今から勉強するべきか…規模が大きすぎる。

 

  • メインはやはりイタリアとドイツ。日本を加えた枢軸国。

連合国はちょっとひとまとめ感があって他の国ももう少しみたい、歌が聴きたいと思いました。出番のばらつきは仕方のないことですが。
SWの後のGWとNWでも1国1キャストなのでLIVEまで含めるとどの国もちゃんと役どころがあるので一安心ではあります。

 

  • 笑いどころとシリアス、泣きどころのバランスの良さ。そして大団円。

大まかな流れで一気に見せるストーリー構成ではありますが、全体的な笑い部分、イギリスとアメリカの独立の過去、ラストのドイツの涙の白旗などなど。
最初はあちこちで大騒ぎだったのに大戦はしっかり収まるところに収まり、エンディングへ。
イタリアとドイツの関係性とか、枢軸国の繋がりとか。神聖ローマ帝国も出してくれるところがミュージカルでちゃんと表現してくれてありがとうという気持ちです。
あと、主演のイタリアがイタリアで本当に良かったです。

まるかいて地球のメドレーは最後に本当に楽しい気持ちで終わらせてくれる。
国ごとの特色が全てに出ていて繋ぎも上手い。次々出てくる国々と繋がっていく歌詞。あぁ、本当の「まるかいて地球」だなと。

カーテンコールは世界の謎の謎の鍵。
ここから始まったヘタミュSWがこの曲で締められる。ただワクワクとした気持ちだけで観始めた舞台が物語を観終わって、この曲に終結するのがとても感慨深かったです。

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